2012年3月31日土曜日

済州島ハラサン登山

韓国での最高峰は済州島にあります。 1950m 石鎚とほとんど同じ高さのハラサンです。 
済州島は火山でできた島のようで地形図をみるといたるところに火口の跡が見られます。 水が浸み込むため川があっても雨の時以外は流れないようです。 水田もないそうです。
登山には最適の風もなくいい天気です。
朝ホテルでガイドの高さんにピックアップしてもらい城板岳切符売り場に向かいます。 登山口は800m弱です。山頂までは歩く距離9km標高差1100mです。


城板岳切符売り場 入場券を買って入山します。 8:40出発 このコースが平坦ですがハンラサン登山で一番長いコースです。 くだりは観音寺に下るコースで急で一番のハードコースです。
登山道はよく整備されていて若い人も年配の人も大勢の人が登っています。日本の富士山みたいなものでしょうか? 200mごとに現在地を示す番号の入った柱が立っていて緊急連絡先の電話番号が書かれています。登山開始から30分ぐらいのところで途中気分の悪くなった登山者に遭遇しガイドが電話したところ10分ぐらいで誰か上がってきて一緒に降りていきました。
登り始めるとすぐ雪道です。 春の雪で凍っていなかったのでストックを2本使って快調に登れました。 アイゼンは20年以上前に買っていたものを持って行ったのですが調子が悪く使えませんでした。 凍っていたら途中から引き返すことになったはずです。 
途中40分ほど寄り道をしました。
沙羅オルム 火口湖です。 山頂が見えました。
11:35 つつじ畑待避所で餅とカップラーメンで昼食
11:50 出発
ここから急になりストックがなければアイゼンが使えない状態では上がれませんでした。登山靴も布製ですので水がしみて冷たい状態です。しかし、相当なペースでどんどん他の登山者を追い抜いて登ります。
13:13 頂上です。 風が強くて寒いので早々に下山に移ります。
天気がよく周囲の海が見えます。 下りではチェジュ市も見えます。
下山は長い。  急な斜面を下だけ見ながら下ってきました。 登山道は完全に雪に埋もれています。 頂上直下は急斜面でしたので道が凍ったらと思うとぞっとしますが幸いザラメ状態です。 かなりの部分を靴を滑らしながら下りましたので楽です。振り返るとオーッと思わず声が出た三角峰です。 これを見ながらしばし休憩  14:30
14:50 王冠楼 ヨンジンカク待避所からよく見えました。
ここから延々と走るようにして下る。 やっと着いた観音寺野営場 16:32
とってもハードでしたが久しぶりの本格的な山行になりました。

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